【Voyage MPD 0.9.1】HP t5720へのインストール(ほぼ全手順・その5)

前の記事の続きです。


【重要】Windows XP環境では「Putty」を使ってブログからコピー&ペーストでコマンドを入力しようとするとうまく行かないことがわかりました。対処方法を 重要【Voyage MPD 0.9.1】HP t5720へのインストール(ほぼ全手順・追記)に記載しておりますので合わせてご覧下さい。また、この記事を書いた後に2014年1月5日現在までに判明した不具合等を重要【Voyage MPD】t5720へのインストールの前準備として記事にしましたのでインストール前に必ずご覧下さい。


windows PCでSSHソフト「putty」を再起動します。


今度は先程固定したVoyage MPD(t5720)のIPアドレス(先程の例では192.168.0.128)を「ホスト名」の所に入力して「開く」をクリック。


もしこんな画面が出たら「はい」をクリックしてください。


この画面が出たらt5720との通信は成功しているのでlogin as:でrootと入力。

passwordにはvoyageを入力。


この画面が出たらt5720との再接続は成功です。(この写真は使い回しなのでIPアドレスが違っています。)


alsa(Advanced Linux Sound Architecture)のカード番号の確認

cat /proc/asound/cardsと入力。

ここでUSB-DACがVoyage MPDに認識されていればこのようにカードとして表示されるはずです。今回の例ではDigiFi 10号(DACチップはBurrBrounのPCM2704C)の付録DACがカード番号0番として認識されています。これが出ないと言う事はVoyage MPDで認識できないDACである可能性が高いです。今回の例はDACを使っていますがDDC等でも同じです。

認識できていれば次に進みます。


mpd.confの設定

 Voyage MPDの設定の一番の肝であるmpd.confの設定を行います。

 修正間違いの無いように十分注意して設定を行って下さい。

nano /etc/mpd.conf と入力。

まずスクロールしてalsaの設定箇所を捜します(ファイル中程くらい)。ここのdeviceの記述が"hw:0,0"であることを確認します。(あくまで今回の例の場合)。この左側の番号がカード番号なので先程確認したDACに割り当てられたデバイス番号とちゃんと一致しているので設定と整合性が取れているということになります。

次にaudio_buffer_size "2048"とbuffer_before_play "10%"の記述を捜します。この2行は先頭にコメント行である#が付いていますので2行とも先頭の#を取って有効行にします。この2つの数値は大きく音質に影響するのですが、まず最初はデフォルトの2048と10%で使ってみて後で好みの音質になるように調整すれば良いと思います。

ちなみにaudio_buffer_sizeの値は大きいと音場が広がっている代わりに音像がぼけているような感じで数字を少なくするほど音像ははっきりするかわりになんとなくタイトな印象になるという感じでしょうか。buffer_before_playはあまり数値が少なすぎると環境によっては音飛びが発生するようです。

上の例では極めて日本人的(笑)に中間値の1024と50%に設定しています。

次にmixer_typeの記述を捜します。自分の使用したいミキサータイプの記述の先頭の#を取って有効化します。hardwereはソフト側でボリューム調整を行わずDACやアンプ側でボリューム調整を行いたい場合に指定します。softwereはソフト側でのボリューム調整を有効にします。disabledはミキサーの無効化なのですが、正直hardwereとどう違うのか私はあまりわかっていません。今回の例では使用するDigiFi 10号の付録DACがLinux環境でハードウェアのボリュームスイッチが効かないというのがわかってるので、softwereを選んでいます。

最後はファイルの最終行の1つ前のmixer_typeの記述です。この行は良く安定動作に異常をきたす原因になるので設定にかかわらず先頭に#を付けてコメント行にして無効化した方が良いです。

以上の設定が済んだらセーブして終了です。


NASの共有フォルダのマウント

nano /etc/fstabと入力。

最終行に以下の1行を追加

//192.168.0.X/yyyy /music cifs username=zzzz,password=aaaa,uid=root,iocharset=utf8 0 0

(空白や文字間違いに注意して下さい)

ここでIPアドレスはNASのIPアドレス(前もって調べておいて下さい。例では192.168.0.6)

yyyyはNASの共有フォルダー名(例ではShare)

zzzzはWindows PCのユーザー名を指定します。(例では隠してます。テスト用に仮に付けた恥ずかしい名前なので(笑))

passwordはNASに設定していれば記述して下さい。設定してなければ画面写真の様に未記入で良いです。

画面写真では行が長いので途中で切れてますがちゃんと最後まで入力しています。

追加したらセーブして終了します。

mkdir /musicと入力。

mount -aと入力。

ln -s /music /var/lib/mpd/musicと入力。

(画面写真では先頭のlをiと間違えてエラーで怒られて再入力してますが気にしないように(笑))


自動ログオフの設定

 普段Voyage MPDを入れたt5720はモニター,キーボードを接続せず単体で使用するため、電源ボタンを押せば自動でログオフして電源が切れるように設定します。

apt-get install acpidと入力。

nano -w /etc/acpi/events/powerと入力

新規ファイルが開くので以下の2行を追加

event=button/power

action=/sbin/shutdown -h now

追加したらセーブして終了。


自動ログオンの設定

  この設定は必須ではありませんが、自動ログオフ→電源OFFをやるなら電源ON時も電源ボタンを押したら電源ON→自動ログオンも出来るようにしたいという方は以下の設定を行って下さい。(モニターもキーボードも使わない場合は設定しておくと便利です。)

 画面写真を撮り損ねてしまいましたが、コマンド待ちから以下のコマンドを入れて下さい。

adduser ユーザー名

(今回はadduser kancolaと入力してkancolaというユーザーを作りました。)

passwordを2回聞いてきますので設定して下さい。

その他Full NameとかRoom Numberとかいろいろ聞いてきますが、全部enterを押して下さい。最後にIs the information correct?と聞いてきますのでyを押します。これでkancolaというユーザーが追加されました。

nano /etc/shadowと入力。

最終行にkancolaの記述があります。

kancola:以降の文字を全て削除します。(この部分はパスワードを暗号化したもの)

削除したらセーブして終了します。

nano /etc/inittabと入力。

この画面写真の場所を捜します。

このうちtty2番の行を以下のように修正します。

(修正前の画面写真が撮れてません、すみません。)

【修正前】2:23:respawn:/sbin/getty 38400 tty2

【修正後】2:23:respawn:/bin/login xxx /dev/tty2 2>/dev/tty2

xxxは先程追加したユーザー名です。今回の例ではkancolaです。

修正が終わったらセーブして終了します。


MPDの起動テスト

 ここまでの設定が終わったらMPDがちゃんと動くかテストします。

コマンド待ちから/etc/init.d/mpd stopと入力します。

[ok]Stopping Music Player Daemon: mpd.と表示されます。

続けてコマンド待ちから/etc/init.d/mpd startと入力します。

エラーメッセージが出ずに[ok]Starting Music Player Daemon: mpd.と表示されればMPDは正常に動いています。

何らかのエラーメッセージが出た場合はどこかの設定をミスっていますので再度今までの設定を点検して下さい。

以上でVoyage MPD(t5720)の設定は全て終了です。

電源ボタンを押してちゃんと自動ログオフ(電源OFF)、自動ログオン(電源が入ってvoyage login:と聞いてくればOK)が動作するかも確認して下さい。


引き続きWindows PCにVoyage MPDをコントロールするためのMPDクライアントソフトをインストールして設定をすれば全ての作業は終了です。

もう少しですので頑張って下さい。

あと余談ですが出来ればrootのパスワードをvoyageから他のものに変更しておいた方がセキュリティ上好ましいかと思います。

変更方法はコマンド待ちから(rootでログインしている事)

passwdと入力して画面の指示に従って下さい。

(画面写真が無くてすみません)


⑦MPDクライアントの設定

 今回はwindows側のクライアントソフトとして「Gmone Music Player」を使ってみます。

 http://gmpclient.org/から最新版をダウンロードしてインストールして下さい。

 インストールしたらGmone Music Playerを起動します。

メニューバーの「music」から「preferences」を選ぶと下の画面が出てきます。

Nameは適当に何でも良いです。HostはVoyage MPDで固定したIPアドレスを記入します(画面写真は違っていますが今回の例だと192.168.0.128でした)。Portは変更してないのでデフォルトの6600で良いです。設定が終わればCloseを押します。

メイン画面に戻ったらVoyage MPDと無事繋がれば、黄色い帯でconnected to MPDいうメッセージが表示されます。

無事繋がったらメニューバーの「Server」から「UpDate Database」をクリックします。

画面左側のタブのなかから「Database」を選んで待ちます。(曲数にもよりますが結構時間がかかる)

「Directories」の欄にNASの中のフォルダー構成や曲の一覧が表示されれば無事成功です。

以上で全ての設定は終わりです。思う存分音楽を楽しんで下さいね。


いかがでしたか?

無事音は出ましたでしょうか。良い結果が得られますことを願っております。

一度音出しが出来ればVoyage MPDの設定や使いこなし方などいろいろな情報を扱っておられるサイト様がたくさんありますのでぜひそれらも参考になさってください。

長々とおつきあいいただきありがとうございました。

【おことわり】今回の導入手順はこの記事用のネットワーク、マシン等の環境を作って行いました。私の自宅で普段稼働してる環境とは違いますことをお断りしておきます。

【参考サイト様】

「PCで音楽」様、「みみず工房」様

勝手ではありますが参考にさせていただきました。ありがとうございました。

(2013年6月23日 記) 記事中に間違いがあればどうぞご指摘をお願い致します。


【Voyage MPD 0.9.1】HP t5720へのインストール(ほぼ全手順・その4)

 それではインストール後の細かい設定をしていきましょう。


【重要】Windows XP環境では「Putty」を使ってブログからコピー&ペーストでコマンドを入力しようとするとうまく行かないことがわかりました。対処方法を 重要【Voyage MPD 0.9.1】HP t5720へのインストール(ほぼ全手順・追記)に記載しておりますので合わせてご覧下さい。また、この記事を書いた後に2014年1月5日現在までに判明した不具合等を重要【Voyage MPD】t5720へのインストールの前準備として記事にしましたのでインストール前に必ずご覧下さい。


再起動をしたのでIPアドレスが変わっている可能性がありますので再度t5720側でIPアドレスの確認をします。

「Voyage Login」と出たらroot(初期設定のアカウント)と入力しenterを押す。

「Password」と出たらvoyage(初期設定のパスワード)と入力しenterを押す。


root@voyage~#からifconfigと入力しenterを押す。

「inet addr:192.168.×.×」の値をメモします。

Windows PCでSSHソフト「putty」を再起動します。


「ホスト名」の所にメモしたIPアドレスの数字(192.168.×.×)を入力して「開く」をクリック。


もしこんな画面が出たら「はい」をクリックしてください。


この画面が出たらt5720との通信は成功しているのでlogin as:でrootと入力。

passwordにはvoyageを入力。


この画面が出たらt5720との再接続は成功です。


これから変更する設定を保存できるように以下のコマンドを入力します。

remountrwと入力する。

(これをやらないと書き込みモードにならずせっかく設定を変更しても保存されません。)


アップデートをします。

apt-get updateと入力。

コマンド待ちに戻ったら終了です。


ファイルの中身を編集するためのエディタですが、標準装備のviエディタが慣れないと非常に使いづらいので、今回はnanoというエディタを使うことにします。そのnanoをインストールします。

apt-get install nanoと入力。

コマンド待ちに戻ったら終了です。


.bashrcというファイルを編集します。

nano ./.bashrcと入力。

ファイルが開きます。

nanoの使い方はググっていただければ解説しているサイトがありますので、詳しくは調べて頂きたいのですが、簡単には ←→↑↓でカーソルを移動、enterで空白行挿入、backspaceやdeleteキーを使いながら文字を入力、修正し、最後にctrl+x→y→enterでセーブして終了、ctrl+x→nでセーブせずに終了になります。

慣れないうちはちょっとでも失敗したと思ったらセーブせずに終了してやり直す方が確実です。

最終行の1つ前の行に以下の3行を追加してセーブして終了します。

remountrw

mpd -kill

/etc/init.d/mpd start-create-db


IPアドレスを固定する。

 起動する度にDHCPで違うIPアドレスが割り当てられるのを防ぐためにVoyage MPD(t5720)のIPアドレスを固定します。

nano /etc/network/interfacesと入力する。


DHCPを使わないのでiface eth0 inet dhcpの前に#を挿入してコメント行にする(この行を無効にすると言う事です)

その下に以下の行を追加します。

iface eth0 inet static

address 192.168.0.X

netmask 255.255.255.0

network 192.168.0.0

broadcast 192.168.0.255

gateway 192.168.0.1

dns-nameservers 192.168.0.1

ここでには他のネットワーク機器で使ってない番号を指定します。

2~254までの番号が使えますが、あまりDHCPが自動で割り当てない大きめの数字を使うと良いでしょう。(割り当てが他の機器とダブると誤動作の原因になる)

(上の例では128を使っています。)

ここで設定したIPアドレスがVoyage MPD(t5720)のIPアドレスとなります。

また、上の例ではルーターのIPアドレスが192.168.0.1の時の例ですが、ルーターのIPアドレスが192.168.1.1になっている環境の場合はnetmaskを除く各アドレスの3桁目を1に変更して記述して下さい。(例えばnetworkの所なら192.168.1.0とする)

追加、修正が終わったらセーブして終了します。


日本時間の設定

dpkg-reconfigure tzdataと入力する。

この画面が出るのでAsiaを選ぶ。

次にこの画面が出るのでTokyoを選んでenterで終了。

日本時間が表示されるので確認して下さい。


アップグレードの実行

apt-get upgradeと入力。

コマンド待ちに戻ったら終了。この例はアップグレード項目が無かった時の画面ですがもしアップグレード対象の項目がある場合は文字列がズラズラ出て来た後「Do YOu Want Continue?」と聞いて来ますのでYを答えて下さい。その後コマンド待ちに戻ったら終了です。


日本語環境のインストール

apt-get install localesと入力。

apt-get install fbtermと入力。

続けるか聞いてくるのでyを入力。

dpkg-reconfigure localesと入力。

この画面が出たら ja_JP.UTF-8 UTF-8を選択してenterを入力。

コマンド待ちに戻ったら終了。


再起動

rebootと入力してVoyage MPD(t5720)を再起動する。


更に設定は続きますのでここで一旦記事を分けます。

次の記事に続きます。

【Voyage MPD 0.9.1】HP t5720へのインストール(ほぼ全手順・その3)

 前の記事の続きです。


【重要】Windows XP環境では「Putty」を使ってブログからコピー&ペーストでコマンドを入力しようとするとうまく行かないことがわかりました。対処方法を 重要【Voyage MPD 0.9.1】HP t5720へのインストール(ほぼ全手順・追記)に記載しておりますので合わせてご覧下さい。また、この記事を書いた後に2014年1月5日現在までに判明した不具合等を重要【Voyage MPD】t5720へのインストールの前準備として記事にしましたのでインストール前に必ずご覧下さい。


Windows PCでSSHソフト(今回は「putty」を使用)を立ち上げる。


「ホスト名」の所に先程メモしたIPアドレスの数字(192.168.×.×)を入力して「開く」をクリック。

これでt5720とWindows PCが接続されます。以降の設定はWindows PC側から「putty」を使用して行います。


もしこんな画面が出たら「はい」をクリックしてください。


この画面が出たらt5720との通信は成功しているのでlogin as:でrootと入力。

passwordにはvoyageを入力。


この画面が出たらt5720との接続は成功です。


 これから先はコマンド操作となりますので一字一句間違えないように(文字と文字の間に空白の有り無し、iとl、0とoなどの間違いなど)気をつけてゆっくり確実に入力していって下さい。

 基本的にはファイル編集のコマンド(後述する先頭にnanoと付くコマンド)以外は入力すると何のメッセージも出ず、root@voyage~# と次のコマンドの入力待ちになります。何かメッセージが出たらコマンドが間違っています。

 下はコマンドの文字を間違えてメッセージが出た例です。


 ln -sをin -sと間違って syntax error(綴り間違い) と表示されてます。

 あくまでこれは一例ですのでエラーメッセージが出たら良く読んで対処して下さい。

 あと、コマンドによっては処理に時間が掛かるものもありますので慌てず次のコマンド要求を待って下さい。


 t5720との接続が成功したらインストールの続きを行います。

インストールするフォルダを作成。


mkdir /tmp/rootと入力。(当たり前ですが入力後はenterを押して下さいね)

mount -o loop /lib/live/mount/medium/live/filesystem.squashfs /tmp/rootと入力。

cd /tmp/rootと入力。

インストール先にマウントポイント作成。

mkdir /tmp/cfと入力。

インストール先のフォーマット

/usr/local/sbin/format-cf.sh /dev/hdaと入力。

enterを押す(フォーマットが開始される)


インストール時の設定開始

/usr/local/sbin/voyage.updateと入力。

これ以降は質問に答えていく形式になります。

1を入力。

何も入力せずenterを押す。

2を入力

デフォルトは7になっているが、今回は普通のPC(t5720)にインストールするので8(Generic PC)を入力。(ここを間違えたら動かないので絶対に間違わないこと)

3を入力。

/dev/sdaと入力。

1を入力。

何も入力せずenterを押す。

4を入力する。

何も入力せずenterを押す。

1を入力する。

5を入力する。

2を入力する。

6を入力する。

1を入力する。(今回はt5720の内蔵フラッシュメモリにはVoyage MPDだけをインストールするので1で良い)

7を入力する。

今までの設定内容が表示されるので、この通りの設定になっているか確認する。

違っていればどこかで入力ミスをしているのでnを押して該当項目を設定し直す。

この通りになっていればyを押す。

インストールが開始される。

ファイルのコピーが終わったら質問が出ますので8を入力。

root@voyage:/tmp/root#が表示され止まったらインストール完了です。

CDドライブを取り外します。

rebootと入力してt5720を再起動します。

これでインストール自体は完了しました。

引き続きVoyage MPDの各種設定を行っていきましょう。

次の記事に続きます。

【Voyage MPD 0.9.1】HP t5720へのインストール(ほぼ全手順・その2)

 まずは準備です。

Voyage MPDの本家サイト(http://linux.voyage.hk/voyage-mpd)からVoyage MPDの「Live CD」のデータ(isoファイル)をダウンロードし、CD-Rに焼いておく。

   バージョンは最新版の0.9.1です。0.9.0はUSB周りの不具合があり、Live CDからインストールしようとするとエラーで止まってしまいます。

t5720にモニター,キーボード,USB外付けCDドライブを取り付け、LANケーブルをつなぐ。

   キーボードはUSB接続のモノは認識が不安定とのことで、昔ながらのPS2接続のモノの方が良いようです。(ジャンクでも何でも使えればいいです)

音楽データの入ったNASを用意。(今回は一例として共有フォルダを「share」という名称にして、その中に更にフォルダを作って音楽データを入れています)

USB-DACを用意し、t5720に接続しておく。

設定に使うWindows PCに「SSHソフト」をインストールしておく。

  インストール後の各種設定はWindows PC側から「SSHソフト」でt5720にLAN経由でアクセスして行います。今回私は使いやすさで定評の「putty」(http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/download.html)を使用しました。(MacでのSSH接続方法もネット上に情報がありますので参考にして下さい。)


 【重要】Windows XP環境では「Putty」を使ってブログからコピー&ペーストでコマンドを入力しようとするとうまく行かないことがわかりました。対処方法を 重要【Voyage MPD 0.9.1】HP t5720へのインストール(ほぼ全手順・追記)に記載しておりますので合わせてご覧下さい。また、この記事を書いた後に2014年1月5日現在までに判明した不具合等を重要【Voyage MPD】t5720へのインストールの前準備として記事にしましたのでインストール前に必ずご覧下さい。



以上の準備が整ったら次に行きます。


 t5720のBIOSを設定します。


 電源を入れ、このHPのロゴマーク画面が出ている間にF10キーを押してBIOS設定画面に入ります。

 ここでは以下の設定を行います。一番肝心なのは内蔵オーディオを無効にすること。

  システム日付を確認(狂っている場合は一応合わせる)


  内蔵オーディオOFF「Integrated Audio→Disabled」

シリアル・パラレルポート→Disabled


ブートデバイスの設定 ファースト→USB

             セカンド→ATA Flash

             サード→network

以上の設定が終わったらBIOSをセーブして終了する。

ここで再起動し「LIveCD]をセットしたCDよりブートする。



無事ブートしてこの画面が出たら一番上の「voyage Linux」を選ぶ。

しばらく待って「Voyage Login」と出たらroot(初期設定のアカウント)と入力しenterを押す。

「Password」と出たらvoyage(初期設定のパスワード)と入力しenterを押す。



しばらくして「root@voyage~#」が出たらifconfigと入力しenterを押す。

「inet addr:192.168.×.×」の値をメモします。これがこの時点でt5720に割り当てられたIPアドレスです。

 ここまで来たらt5720はこのままにしておきます。

 この後はwindows PCからSSHソフトを使用してt5720にアクセスしてインストールの続きを行います。

 次の記事に続きます。

【Voyage MPD 0.9.1】HP t5720へのインストール(ほぼ全手順・その1)

 先日Voyage MPDについてエントリを書いたところ、多くの方に訪問いただいたようでありがとうございます。

 導入が難しく敷居が高いと言われるVoyage MPDですので、多くの方はALIXにインストール済みのSterter Kitで始められる様ですが、私も結構天の邪鬼なところがありまして、それじゃ面白くないなぁと格安のジャンク扱いで売っていたHPのシンクライアントPC t5720にインストールしてみたという記事でした。

 しかしながら導入手順を簡単に紹介して、後は参考サイト様をご覧下さい的な記事だったので、さすがにちょっと不親切だよなぁと思っておりました。

 そこで今回は導入のほぼ全手順を紹介してみることにしました。

 ちょうどVoyage MPDの最新版、0.9.1が2013年6月20日にリリースされたばかりでタイミング的にも今が面白いと言う事で。

 と言う事でしばしおつきあい下さい。


【重要】Windows XP環境では「Putty」を使ってブログからコピー&ペーストでコマンドを入力しようとするとうまく行かないことがわかりました。対処方法を 重要【Voyage MPD 0.9.1】HP t5720へのインストール(ほぼ全手順・追記)に記載しておりますので合わせてご覧下さい。また、この記事を書いた後に2014年1月5日現在までに判明した不具合等を重要【Voyage MPD】t5720へのインストールの前準備として記事にしましたのでインストール前に必ずご覧下さい。


 まず、今回の導入環境です。以下の環境で行いました。

 その前に当ブログの「【Voyage MPD】激安で高音質なPCオーディオ環境を構築する(その1~その6)」の記事にざっと目を通しておいていただけると幸いです。



 インストールするのはHPのシンクライアントPC、t5720です。今回新たに1台格安で(なんとジャンク扱い1,480円)で入手できたのでこれにインストールすることにしました。前回と違ってメモリ増設やコンパクトフラッシュ換装をしていない標準状態、どノーマル機にインストールします。従って仕様は「CPUはAMD Geode NX 1500,メモリは512MB DDR SDRAM,記憶装置として512MBのフラッシュメモリを内蔵」となります。この512MBのフラッシュメモリにインストールします。そしてこのt5720はVoyage MPD専用として使用します。

 インストールにはt5720の他にWindowsかMacが一台必要ですが、今回はWindows機を使用します。私は仕事でMacを使うだけで自分で所有しておりませんので。(Macでのインストールは他のサイト様も参考になさって下さい。SSHソフトの使い方が違うだけで基本的な導入手順は同じです。)

 楽曲データはNASから読み込む事とします。USB外付けHDDやUSBメモリからでも読み込めますが、使い勝手を考えると現実的にはNASが最適だと思います。(USBを使う場合は他のサイト様も参考になさって下さい。)NASはまぁ当然でしょうけどIPアドレスを固定しておいて下さい。私はNASに楽曲データをFLAC形式でリッピングして保存したものを使用しました。

 インストールはUSB外付けDVDドライブから「Live CD」を使用して行います。USBメモリからインストールすることも出来ますので、その方は他のサイト様も参考にされて下さい。

 DACは今回旬だと言う事で雑誌DigiFi 10号の付録であるOlasonicのUSB-DAC付きヘッドホンアンプを使用してみました。



 このDACはLinux環境ではボリュームのアップダウンボタンが機能しないことがわかっています。なので今回はソフト側からボリュームを調整できるようにインストールします。

 DACについては以前の記事に書いたことを再録してみますので参考にして下さい。

*****ここから

 USB DAC(USB接続型デジタル-アナログコンバータ)。安いものだと3,000円台からピンキリでありますので、自分の好みに合ったものを用意すれば良いと思いますが一つ注意しなければならないことがあります。WindowsやMacで使用する時に「専用のドライバソフト」を入れなければならないUSB DACは「Voyage MPD」で認識できない(使用できない)可能性が高いです。WindowsやMac OSにつないだだけで認識するもの、つまりOS標準装備のドライバで動作するものでしたら多分大丈夫です。が、これも実際にはつないでみるまでわからないところがちょっと機種を選ぶ上で難しいところだと思います。(ちなみに私がやった限りではDACチップにテキサス・インストゥルメンツ社の「PCM2704」を使ったUSB DACはもれなく大丈夫でした。このチップは16bit/48KHzのビットレート・サンプリング周波数までしか対応してないので、最近流行の「ハイレゾ音源(24bit/192KHzなど)」を再生するには役者不足なんですが(再生できなくはない)、うちにはCD音源しかないのでこのチップのDACを使っています。このチップは比較的安価なUSB DACには結構定番として使われています)

****ここまで

 他のサイト様ではHifaceなんかの認識にも成功されているようなのでいろいろと調べてみて下さい。


前提条件は以上です。

では次の記事から実際にインストールしていきましょう。  

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山口県在住。ローカルなネタを含めて
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