オーケストラでヒマな人はどうしているのか?

昔、故・山本直純氏の司会で「オーケストラがやってきた」というテレビ番組がありましたが、私の育った田舎町ではそれこそ「オーケストラがやっときた」ってな状況でした。小さな町でフル編成のオーケストラを呼ぶのは並大抵ではなかったようで、当時の町の関係者の苦労が目に浮かびますが、この時の演奏会に授業の一環として参加した私は生演奏の素晴らしさに感動して「音楽を演奏すること」に興味を持ちましたので、こと私にとっては「教育」として成果は出たんじゃないかと思います。音楽が生業にはなりませんでしたし、クラシックとは別の方向に行ってしまいましたけど。

さて、その時から「オーケストラでほとんど出番の無い楽器の担当の人はどうやってヒマをつぶしているのか?」という素朴な疑問が私の中にありました。

ざっと考えるとシンバルとかトライアングルとか大太鼓とかティンパニーとかパーカッションとか打楽器系が特に出番が少ないようにも感じます。

長~い交響曲の中で出番が1回だけとかいう場合、これは苦痛だぞと当時思ったわけですね。

しかし考えてみると打楽器なんかは1つだけではなくて普通は「打楽器奏者」としていくつかを掛け持ちで演奏する事が多いようです。打楽器に限らず複数の楽器が演奏できて出番が重複しない人はよく掛け持ちをしているのを見ることがあります。

その一方で一つだけの楽器しか出来ないという人もたまに居ますし、在籍者が多い場合は掛け持ちの人が演奏中にごそごそ動くのを嫌って1人1楽器の担当、とすることもあるようです。

で、昔ティンパニーだけの担当の人と話す機会があってその事を聞いてみると、確かに死ぬほど退屈だ、でもやっぱり客席からまる見えなのでただひたすら楽曲の終焉を待つのみだとの答えが返って来たことがあります。

また、普段は練習の時に合奏するわけではなく、それぞれが同じ場所でバラバラに音を出して練習するのでいざ本番の時、普段とは違う美しいアンサンブルの中で眠気を催す人もいるそうです。

これらは聞いた話ですので皆が皆そうでは無いと思いますが、やはり退屈してる人は少なからず居る、でも何もヒマつぶし出来ないというのはあり得る事の様です。

じゃぁ、退屈のあまりたった一度の出番をうっかりやり過ごすとかは無いのか、というと、実は私自身がこれをやったことがあります(爆)。

知り合いが在籍していたあるオーケストラで、インフルエンザでギリギリの人数しか出れなくなってしまい、楽譜が読めると言うだけで急遽トライアングルとして駆り出された私は初体験+あまりのヒマ+慣れない舞台での極度の緊張でたった一度の出番を見事にやり過ごしてしまったのでした。・・・って自分の疑問に自ら答えを出しちゃ反則ですよね。てな訳で今回は単なるトラウマのカミングアウトって事でお後がよろしいようで。

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